中学生の定期テストにおいて、450点というのは非常に大きな壁となります。

学校にもよりますが、おおよそ偏差値70のラインを超えられるかどうかという分水嶺ともいえるでしょう。

安定して450点を超えられるようであれば、公立高校ならどこでも合格圏内に入る数値だと言えます。

今回は中学校の定期テストにおいて450点を超えるにはどうすればよいか、プロの家庭教師としての立場から記事にしたいと思います。

1教科90点平均だが点数の取りやすい教科とそうでない教科がある

前提条件として、学校によって点数が取りやすい学校とそうでない学校があります。

あまり知られていない事実ではありますが、学校によって生徒の平均的な学力は大きくことなります。

船橋市内において共通で行われた実力テストの平均点が、ある学校では220点であったのに対し別の学校では300点ほどであったという結果を見たことがあります。

5教科で80点も平均点が違うというのは驚きでしたね。

さらに言うと、450点を取りにくいのは平均点が高い方の学校です。

学力が高い生徒が多いため、問題のレベルもそれに合わせて高くなっている訳ですね。

なので本当は450点の持つ意味合いは異なるのですが、1教科90点以上の平均を取らなければならないという事実は変わりません。

中々高い壁ですね。

すべての教科で90点越えというのが理想的ですが、実際には点数のとりやすい教科とそうでない教科が存在しています。

最も点数の取りやすい強化はいわずもがな英語ですね。

英語は大体が教科書から出題されるため点数の取りやすい教科だと言えます。

所謂悪問と言われるような問題は作りにくい教科ですので、ぜひ100点を狙いたい教科です。

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次に取りやすいのは数学ですね。

数学は満点を取るのは難しいですが、90点以上をとるという場合はそこまで難しくない教科です。

できれば満点を目指したい教科ですね。

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もっとも満点を狙いにくいのはやはり国語でしょう。

仮に私がやっても満点はとれませんし、国語で満点をとった生徒にはいまだに1人もあったことがありません。

90点以上というくくりで見ても最も難しい教科ですね。

漢字や文法、古文に漢文など点数が確実にとれる部分に関しては失点をしないという以上の対策は難しいと言えます。

教育業界には「数学の成績は3流でもあげられるが、英語は1流の腕がないと難しい、国語にいたっては超一流の講師でさえも成績上昇は難しい」という言葉がありますが、国語の読解問題の成績を上げるのは非常に難しいですね。

ただ、先の大学受験などを考えても、実は現代文の成績が良い生徒ほど偏差値の伸びがよくなる傾向にあります。

それは文章読解力があらゆる教科の根底をなすからですね。

ですので目先のテストの点数のためというよりも、根本的な思考能力を鍛えるというような意味でも読書をしっかりと行いたいものですね。

本棚を見ればその人の性格がわかるということわざがありますが、やはり成績の良い生徒の本棚は活字の本が充実しています。

以前御3家に合格した生徒を担当した際には、1週間に1冊の本を読むという宿題をだしていました。

殊学力の上昇という面では漫画はあまり役には立たないようです。

絵がある分想像力が育たないのかも知れません。

次に取りにくいのは場合によっては社会科ですね。

変にマニアックな問題を出したり、わけのわからない時事問題を出す先生もいるためある意味最も厄介な教科です。

私が中学生の時もイルクーツクという地名が時事問題で出たり、船橋市の旗を選ばせるという謎の問題に遭遇したことがあります。

理科にも言えることですが、記述問題が非常に難しいため満点をとるのは非常に難しいですね。

塾に行くのが一般的だが通信教育や独学でも可能

高校受験では塾に通うのが一般的ではありますが、行かなくても450点以上は目指せます。

現在では通信教育サービスも充実していますし、参考書類も非常に充実しています。

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自宅にいながらにして授業を受けられるスタディサプリや、添削およびサービスの厚さに定評のある進研ゼミやZ会などを組み合わせるとさらに効果が高くなります。

もちろん進学塾に通いライバルと切磋琢磨するのも良いでしょう。

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知識を増やすということと失点をなくすこと

解ける問題が多くなれば点数は上がりますが、同時に失点をつぶすことでも成績を上げられます。

現在の点数が5教科で420点だった場合、1教科あと6点とれば450点を取れる計算になります。

1問3点だとすると全体で10問正解を増やせばよいため、人によっては失点を防ぐという方法で点数を数十点伸ばすこともありますね。

解ける問題をいかに増やすか、失点をいかに減らすか、この2点を重視しながら勉強することで、確実に点数をアップさせておきましょう。

そのために重要なのは、自分がどのような問題で失点してしまうのかを知ることですね。

例えば数学の文章題や英語の英作文問題が苦手なことと簡単なスペルミスや計算ミスをしてしまうことには大きな差があります。

前者は純粋に問題演習量を増やし、解法パターンを暗記するなどの方法で対応できますが、後者は丁寧に解くこと、見直しをすることなどで対応することになります。

点数がとれないことの原因は基礎的な部分の理解不足もしくは問題演習量の不足にあったりするので、今一度学習計画などを見直すのも良いでしょう。

学習は必ずしも学校の進度に合わせる必要はないため、先取り学習などを行い反復量を増やすなどもおすすめです。

まだまだやれることはあると思いますので頑張ってみてください。