欧米などではそこまで発展していないのが塾や予備校、個別指導などですが、日本では寺子屋などの時代から私塾で学ぶ者は多く、現在ではほとんどの人が一度は教育産業の利用を考えると思います。

現在ではインターネットの発展などもあり一昔前とは異なった選択もとれるようになりました。

今回は塾・予備校・通信教育・個別指導をそれぞれどのように選べばよいのか、比較検討はどのようにすればよいのかという点を記事にしてみたいと思います。

中学受験は塾に行くのが基本

中学受験をする際には塾に行くのが基本です。

中学受験はある意味では大学受験よりも分量が多くなりがちで、かつ専門性も高いため、かなりの時間をかけて対策をする必要があります。

その分量をこなすには中学受験専門塾に行くのが基本ですね。

中学受験の専門塾は多数あり、地域によっておすすめの塾はことなります。

首都圏ではSAPIXが難関中学の実績においては一つ頭が抜けていると言え、ほかに日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などを含めて4大中学受験塾などと呼ぶことがあります。

関西では浜学園や希塾などが、中京地区では名進研、九州地方では英進館など地域特有の進学塾が存在しており、それらの塾の中で競争していくのが中学受験のスタンダードになります。

中学受験においては生徒がまだ幼いことなどもあり、通信教育に向いているとはいいがたいですね。

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もっとも、ご両親が中学受験に対応でき、かつ生徒に十分な時間をさけるなどの特別な事情があれば中学受験を通信教育のみで突破することも可能でしょう。

個別指導塾は基本的に中学受験には不向きですね。

集団授業の躓きがあり、かつ中学受験塾に併設された個別指導塾ならありかもしれませんが、駅前などにある個別指導教室ですと、そもそも中学受験に対応できる講師がいなかったり、分量そのものの消化ができなかったりと全くの不向きです。

家庭教師に関しては、家庭教師のみで受験するのはあまり効率が良いとは言えません。

集団塾に通いながらなおかつ補助的に家庭教師をつけるのは中学受験合格の黄金ルートとも言え、そのための家庭教師選定などには時間をかけるだけの価値があるといえるでしょう。

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高校受験は生徒によっては通信教育だけでも十分

中学受験・高校受験・大学受験と3つの種類の受験があるわけですが、高校受験はその中でも圧倒的に楽な受験だと言えます。

分量も最も少ないですし、難易度も高いとはいいがたい面があり、通信教育だけでも十分に対策できてしまいます。

特に最近ではスタディサプリすららネットと言った優秀なインターネット教材や伝統的な進研ゼミ・Z会も健在です。

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勉強があまり得意ではないという生徒から超難関校を目指す生徒まで幅広く教材がそろっており、今や塾に行くメリットはあまりないかも知れません。

教育業界はますます先細りしていくなぁというのが個人的な感想ですね。

なお、高校受験においても個人的にはあまり個別指導塾はおすすめしていません。

もちろん大きく成績を伸ばす生徒もいるのですが、そういう生徒はスタディサプリなどをやっても大きく成績を伸ばせると思っているので、初めからそちらでよいかなと思っています。

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とはいえ高校受験のために塾に行ったのは今となってはいい思い出ですが(^^;)

 

大学受験は通信教育の方が予備校よりもおすすめ

予備校に行くのは楽しいのですが、現在では通信教育の方がおすすめ度は高いですね。

特にスタディサプリの登場は大学受験産業を根本から変えてしまったといってよいでしょう。

有名な予備校教師の授業がいつでもどこでもどれだけでも見られて月額980円(税抜)というのは出てきた当時驚異的でしたが、今改めて考えても恐ろしいことです。

通常予備校の1授業(通期)の相場は70000円となっており、それだけでスタディサプリのパフォーマンスの高さが伺えると思います。

安かろう悪かろうという訳ではなく、Z会教室や駿台、東進ハイスクールなどで実際に教えていた講師が授業を行うため、引けを取らないどころか水準以上の授業が展開される訳です。

スタディサプリについて詳しくは以下の記事をご覧いただくとして、予備校などに行くメリットなどはあまりなくなってしまいましたね。

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私が高校生ならスタディサプリをひたすらやっていたと思います。

それでも添削機能がない、質問に答えるサービスなどはないという欠点も抱えているため、進研ゼミやZ会などと併用するのも良いでしょう。

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