最初に結論から言うとスタディサプリは学習障害(LD)や発達障害を抱える生徒に適した通信教材とは言い難いですね。
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LDなどを抱えた生徒にスタディサプリをやらせるのは酷
LDと言っても幅が広く、単一の問題ではありません。
文字の読み書きに難を抱えるディスクレシアの方もいれば計算に難を抱えるディスカリキュアの生徒もいます。
一般的に誤解されがちなのですが、LDを抱えていても知能に問題があるわけではありません。学習の習得過程に難がある場合が多いのです。
有名な俳優であるトム・クルーズはLDの中でも文字を読むことのできないディスクレシアを抱えており、セリフは全て人に読んでもらっているそうです。
ディスクレシアの方でも文字は読めるが書けないと言う方もおり、一元的ではないということを思い知らされます。
発達障害も同様ですね。広汎性発達障害という名前の通り、専門家でもよく分からないので「広汎性」という名前を付けているに過ぎないのが現状なのです。
LDや発達障害を考える際には、個別の人によって抱えている問題が違うと言うことをまず最初に考えなければならないのです。
スタディサプリは月額980円(税抜き)でいつでもどこでも授業を受け放題という極めてコストパフォーマンスに優れた通信教材ですが、その分サポート体制は無視されています。
個別具体的なサポートが必要な生徒には不向きなサービスだと言わざるを得ないでしょう。
学習障害(LD)・発達障害の生徒にはすららネットが最適
あまり聞いたことのないサービスかと思われますが、LDなどを抱えている生徒にはすららネットというサービスがおすすめとなります。
すららネットはオンラインによる対話授業を軸とした新しい通信教育サービスとなっており、LDやADHD、発達障害の専門家のサポートを受けることが出来るようになっています。
すららネット自体が600を超える学習塾などの教育機関と提携しているために可能となっているサービスです。
すららネットについて詳しくは以下の記事をご参照いただければと思います。