受験と言っても中学受験、高校受験、大学受験、資格受験とございますが、それらに共通する悩みなのが直前期に何をすべきなのかという点だと思います。

ひたすらやって来たことの復習

これに尽きますね。

直前期の過ごし方として良くないのは「何か新しいことを始めること」です。

例えば新しい参考書を買ってみたり、今までと違う講師の授業を取ってみたり、気持ちはわかるのですが、直前期に新しいことをするのはマイナスです。

気持ちはよく分かります。

人間は不安を感じる生き物です。人間は不安に直面した時に逃走か闘争を選択すると言われています。

新しい何かをやることは逃走の範疇に入ることでしょう。

マラソンで言えば突然ペースを乱す行動とも言えます。

直前期は今までの復習をやり、自分自身の穴をつぶす時間に使うのが最も成功率の高い勉強法です。

そのためには、今まで自分が苦手としていた問題、また過去に間違ってしまった問題を徹底的に解くことはとても大切です。

過去の模試やテストは宝物庫

学校のテストや模試で全て100点を取ってきた人間はいません。

皆どこかで間違っています。

直前期はそのように昔間違った問題を徹底的にやることが何より効率的になります。

そして実際にやってみると再び間違えることが多いことに気づくと思います。

もし似たような問題が本番で出てきたら?

そこで失点するのは目に見えていますね?

なのでそこを徹底的につぶすのです。

自分の弱点は中々自分では気が付かないものです。

理屈はどうあれ過去に間違えた問題は2度3度と間違えてしまうのが人間という生き物。

ですが弱点をつぶせば、-になるはずだった点数が+に代わります。

大学受験や中学受験では1点が合否を分けます。

1点をどれだけ貪欲に取りに行けるか、それが合否を分かつと言っても過言ではないでしょう。

単語や漢字、定理の導き方などの基礎をチェック!

英単語や古文単語、漢字などの単純ですがしっかり点数になる分野は徹底チェックです。

数学や算数などでは新しい問題をやって解法パターンを覚えるよりも定理の導き方などや公式などの確認をするのが良いでしょう。

直前になるほど難しいことをやりがちなのですが、応用問題というのは基礎の積み重ねで解けるようなものですし、如何に失点を防ぐかと言うのも非常に重要です。

過去問も当然やる!満点をとるまでやる!

私は過去問は早めにやることを推奨している人間です。

過去問は受験の1年前からやってしまった方がいいと思っているのですが、それはさておき直前期は当然過去問をやります。

理想は過去5年分を完璧にしたいところですが、時間がない場合は適当に5年分をやるよりも1~2年分を全て解けるようになるまで繰り返し解く方が良いでしょう。

記述問題などの採点は誰か(学校の先生などを推奨)に頼む必要がありますが、過去に出た問題は未来にも出る確率が高いので、過去問を完璧にするのは最も効率的な勉強方法だと言えますね。

やらないことを決める

足し算は失敗の暁、引き算は成功の端緒

受験勉強に限った話ではないですが、「やらないことを決める」というのは非常に重要です。

なぜなら人間は自分が出来るほどのことは出来ないからです。

直前期は特にこの考えが重要になってきます。

新しい問題はやらない。過去にやってきた問題だけをやる。

今まできちんと勉強をして来たのなら、それで十分合格するはずです。

あれもこれもあせるのではなく、今自分に何が必要で何が必要でないのかを見極める

彼を知り、己を知らば100戦危うからず

皆さまのご健闘をお祈り申し上げます!