「be動詞」は中学生が最初に習う文法単元ですが、最も難しい単元でもあります。

これは明治時代に英語教育のカリキュラムの基礎を作った方達が最初に難しい単元を習えばあとは楽になるだろうという発想があったからであり、後に続く進行形や受動態などの基礎となる部分であるからです。

日本語には存在しない!一般動詞とは明らかに異なるbe動詞の正体とは?

「be動詞」に関しては人によって捉え方も考え方も異なります。

まただどう訳すでも論争になりやすいですね。

人によっては「~ます」「~です」という風に訳せとおっしゃる方もいます。

私個人のbe動詞の捉え方は、be動詞は記号であり訳さないというものです。

be動詞を訳そうとするとどこかで無理が出てきてしまうのです。

例文:This is a pen.

訳文:これはペンです。

中学生が最初に習う英文ですが、あまりにも難しすぎますね。

なぜ「a」がつくのか?「is」って何なのか?

算数では最初に「1+1=2」という数式を習いますが、これが一番難しい数式であるのと同様です。

どうして「1+1=2」になるのか説明しなさいと言われたら困ってしまいますね。

be動詞も同様で、説明不可能な分野なのです。

特に日本語には存在しない概念ですので、どこまで行ってもbe動詞については理解できないとたかをくくるのが正しい態度かなと思っています。

それではもちろんこの記事をお読みの方は納得しないと思われますので私なりのbe動詞の処理の仕方をご紹介させていただきますと、be動詞は「=」の記号だと思っています。

例文で考えるとThis=penという図式が成り立ちます。

We are the world.という文章ならWe=worldという図式ですね。

これでは説明がつかない部分もあり、be動詞が補語をとらない場合は「ある、いる」というような意味になります。

例文:Tom is.

訳文:トムはいるよ。

補語って何?と言う方は以下の記事をご参照下さい。

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「be動詞」は単体で使われると存在を表す動詞となります。

後に習う「There is/There  are」構文などはそれが全面に出ていますね。

 

be動詞は主語の人称によって形が変わる

be動詞は主語の人称によって以下のように形が変わります。

人称 be動詞の変化形
1人称(I) am
2人称(you) are
3人称(he,she,Tom,etc) is
複数(we,they) are

 

例文①:I am a student.

訳文:私は生徒です。

例文②:You are the one.

訳文:君はひとかどの人間だ。

例文③:Tom is her friend.

訳文:トムは彼女の友人です。

例文④:They are team.

訳文:彼らはチームだ。

 

be動詞の否定文

例文:He isn’t her boyfriend.

訳文:彼は彼女のボーイフレンドではない。

be動詞が一般動詞の否定文と違う最大の点は動詞にそのまま否定の副詞である「not」がつく点です。

中学生はもちろん高校生でもこの点が混同してしまう生徒が見受けられますが、動詞にそのまま否定の副詞がつくのはbe動詞とhaveを使った現在完了形だけです。この2分野はそれゆえ傑出して難しい分野だと言えますね。

be動詞の否定形では以下のように短縮形を使うこともできます。

 

・is not→isn’t

・are not→aren’t

 

be動詞の疑問文と答え方

例文:Is he  your student?

訳:彼はあなたの生徒なのですか?

答え方:Yes,he is./No,he isn’t.

be動詞を先頭におき、最後に?をつけることで疑問文を作ることが出来ます。

疑問文を作る際も答える際も主語によってbe動詞は形を変えるので注意が必要です。