「現在分詞」「過去分詞」ともに中学校3年生で独立した単元で習いますが、既に今までに学習した分野において使用しています。

「現在分詞」は現在進行形・過去進行形において既に利用されており、「過去分詞形」は現在完了形や受動態において既に使っています。

今回勉強するのは分詞を単体で利用する場合です。

分詞というのは「動詞から分かれた詞」という意味で、動詞を形容詞化する際に使う文法事項なのです。

現在分詞は「ing形」を利用し、能動的に何かをしている様を表す 修飾・被修飾の関係を見抜くことが大切

例文① That running girl is my sister.

訳文:あの走っている女の子が私の妹だよ。

上の例文では「running」という部分が「girl」という名詞を修飾しています。

元々動詞だったのをing化して形容詞として使うのが現在分詞です。

runをrunningという形にすることで形容詞化し、名詞を修飾する働きを持たせた訳ですね。

動詞をing形にすることで名詞化する場合は動名詞、形容詞化する場合は分詞となります。

また、修飾語句である分詞と被修飾語句である名詞の間には主語述語の関係が隠れていることも特徴と言えます。

That running girlはThat girl is running.という文章に書き換えることもできます。

現在分詞は「~している~」というように訳します。

That running girlで「あの走っている女の子」という具合に訳すことが出来ます。

基本的に分詞1単語だけが修飾部となる場合は前置修飾ですが、数単語になる場合は後ろから修飾する後置修飾の形になります。

例文② The girl swimming in the river is my sister.

訳文:あの川で泳いでいる女の子は私の妹だよ。

例文②では「swimming in the river」の部分が長いため「girl」を後ろから修飾しています。

動詞をing化する際のルール

① 動詞の末尾に「ing」をそのままつける

例:listen→listening

② 子音字 + eで終わる語はeをとってingをつける

例:have→having

③ 短母音+子音字で終わる語は子音を重ねてingをつける。

例:run→running swim→swimming

④ ieで終わる語はieをyに変えてingをつける。

例:lie→lying

 

過去分詞は受動的な様子を示すことが多く無生物を修飾することが多い

例文① I like boiled egg.

訳文:私は茹で卵が好きだ。

受動態の項でも述べましたが、この辺りは日本語と英語で感覚そのものが違います。

日本語には「茹でられた卵」という概念はほとんど存在しません。「茹で卵」ですよね。

「fried potato(フライドポテト)」も「揚げられたジャガイモ」という意味ですが、日本語だと「揚げた芋」です。

ちなみにフライドポテトというのは和製英語で、海外では「フレンチフライ」と言うそうです。

他にも「スクランブルエッグ」は昔の翻訳ですと「スクランブルドエッグ」というように言います。

話しが少しそれましたが、現在分詞の時と同様に過去分詞においても修飾語と被修飾語の間には主語述語の関係があると言え、boiled eggはEgg is boiled.という文章に書き換えることが出来ます。

「~された~」という関係上過去分詞形で修飾されるのは無生物である場合が多いです。

・broken window(壊れた窓)

・choosen one(選ばれし者)

また、現在分詞の時と同様修飾部が長い場合は後置修飾となります。

例文② I have the book written by Emi.

訳文:私はエミによって書かれた本を持っています。

「book」という名詞を「written by Emi」という部分が修飾しています。

過去分詞形のルール

過去分詞形は動詞によって形が大きく変わります。

ほとんどの動詞が過去形と同じですが、中には原形とも全く同じ、全て違う形など様々です。

数は多いですが全てしっかりと書けるようにしておきましょう。

 

A-A-A型の動詞

意味 原形 過去形 過去分詞
切る cut cut cut
打つ hit hit hit
傷つける hurt hurt hurt
置く put put put
読む read read read
据える set set set

 

A-B-A型の動詞

意味 原形 過去形 過去分詞
来る come came come
走る run ran run
~になる become became become

 

A-B-C型

意 味 原 形 過 去 形 過去分詞形
持ってくる bring brought brought
建てる build built built
買う buy bought bought
つかまえる catch caught caught
感じる feel felt felt
見つける find found found
持っている have has had had
聞こえる hear heard heard
しっかり持つ hold held held
~にしておく keep kept kept
去る 残す 出発する leave left left
失う 負ける lose lost lost
作る make made made
意味する mean meant meant
会う 出会う meet met met
読む read read read
言う say said said
送る send sent sent
座る sit sat sat
眠る sleep slept slept
立つ stand stood stood
教える teach taught taught
言う 話す tell told told
思う 考える think thought thought
理解する understand understood understood
勝つ win won won

A-B-C型の動詞

意味 原形 過去形 過去分詞形
be/am, is, are was, were been
する do, does did done
飛ぶ fly flew flown
行く go went gone
飛び込む dive dived/ dove dived
落ちる fall fell fallen
手に取る take took taken
描く draw drew drawn
線を引く withdraw withdrew withdrawn
食べる eat ate eaten
見る see saw seen
与える give gave given
許す forgive forgave forgiven
運転する drive drove driven
乗る ride rode ridden
上がる rise rose risen
書く write wrote written
禁じる forbid forbade forbidden
吹き飛ばす blow blew blown
育てる grow grew grown
知っている know knew known
投げる throw threw thrown
見せる show showed shown/ showed
起きる wake woke/ waked woken/ waked
壊す break broke broken
忘れる forget forgot forgotten
話す speak spoke spoken
盗む steal stole stolen
噛みつく bite bit bitten
隠す hide hid hidden
選ぶ choose chose chosen
横たわる lie lay lain
着る wear wore worn
始める begin began begun
飲む drink drank drunk
鳴る ring rang rung
歌う sing sang sung
泳ぐ swim swam swum

 

ちょっと数が多いですが、これだけ覚えればかなりの力になっているはずです。

過去分詞形に関しては法則性があり、ある時一気に覚えられるようになっていますので挫けずに頑張りましょう!