速い人では中学生、基本的には高校1年生に習う「5文型」についてですが、実はよく分からない、今更聞けないと思っている人も多いかと思われます。

今回はプロの家庭教師として活動している管理人が5文型について解説させていただきたいと思います。

5文型を理解するには3つの品詞を理解することが大切~特に動詞~

5文型について理解するのに必要な品詞は3つです。

・名詞

・動詞

・形容詞

それ以外は文の成分には含まれないため5文型を理解するという点においては無視しても大丈夫です。

文の成分、すなわち骨格になるのは以上の3つの品詞だけになり、これらの品詞の理解は必須になります。

 

S=名詞 V=動詞 O=名詞 C=名詞もしくは形容詞

Sはsubjectの略で、主語の意味になります。

日本語もそうですが、英語でも主語になれるのは名詞だけとなり、特殊な形態(命令文など)を抜かし文頭におかれます。

I play the piano.

という文があった場合文頭の「I」が主語(S)となります。

 

次にVは「Verb」の略となりそのまま動詞の意味です。

日本語と違い英語では動詞のみが述語となり、通常文の真ん中に来ます。

*日本語の述語は動詞、形容詞、形容動詞の3つ(用言)となります。

I play the piano.

という文があった場合は「play」が動詞(V)となります。

 

Oは「Object」の略となり名詞のみとなります。

動詞の後に来る決まりとなっており、動作の対象、もしくは目的であるため目的語という名前になっています。

I play the piano.

という文章があった場合は「(the)piano」が目的語になります。

theやaは冠詞と言いますが、ここでは名詞の一部であると考えてください。

 

Cは「complement」の略となり補完する言葉という意味で補語と呼びます。

補語は名詞か形容詞がその役割を果たし、基本的には主語と=になるか目的語と=の関係になります。

この点は後述いたしますが、

I am a student.

という文章においては「student」が

That mountain is very high.

という文章においては「high」が補語となります。

 

第1文型 SV

例文:Tom smiled.

訳:トムは笑った。

主語と述語(動詞)だけで成り立つシンプルな形です。

別の項でも説明させていただきますが、基本的に自動詞かbe動詞がVになる場合にこの文型をとります。

 

第2文型 SVC

例文:He is Tom.

訳:彼はトムです。

S=Cの関係が成り立つ文型です。

be動詞以外にもbecomeやlookなどの主語と補語の間に=の関係が成り立つような用法の動詞がVに来る場合にこの文型をとります。

 

第3文型 SVO

例文:He plays the guitar.

訳:彼はギターを弾きます。

最もポピュラーな形です。

特筆すべきことはなく、世の中にある文章の大半がこの文型をとります。

余談ですが英語やフランス語、中国語など目的語よりも動詞が先に来る言語をSVO言語、日本語のように動詞があとに来る言語のことをSOV言語と呼んだりします。

日本人が英語を難しく感じるのはこの文型の違いによるところが大きいですね。

 

第4文型 SVOO

例文:I teach you English.

訳文:私はあなたに英語を教える。

目的語を2つとる文型です。

二つの目的語の間には=関係はなく、基本的には人→ものの順番になります。

この文型をとる動詞にはteachやgive,buyなどがあります。

 

第5文型 SVOC

例文:He call her Kate.

訳文:彼は彼女のことをケイトと呼びます。

OとCの間には=の関係が成り立つため、上の文章では「She is Kate.」という書き換えをしても意味が通ります。

Cは名詞の場合もあれば形容詞の場合もあり、

I make you happy.

という文章も作れます。

あなた=幸せな状態という図式が成り立つ訳ですね。