中学校3年生で習う分野の内、「関係代名詞」は比較的大きな分野です。

苦手意識のある方も大勢いるのではないでしょうか?

まずは接続詞について理解しよう

関係代名詞は接続詞の仲間です

と言ってピンとくる人はどれくらいいるでしょうか?

そもそも「接続詞」ってなんだっけ?という方も多いと思います。

「接続詞」は簡単に言うと文と文をつなげる役割を持った品詞です。

接続詞と聞いて「when」「because」「if」などを最初に思い浮かべた方は優秀です。

これらは代表的な接続詞で、関係代名詞もこれらの仲間なのです。

「接続詞」というのは2つ以上の文を1つの文として使う時に使う必要がある品詞です。

以下の例文を見てみましょう。

I was young when I met her.

「I was young 」と「I met her」という2つの文章を「when」という接続詞が繋いでいるのがわかるでしょうか。

文というのは「主語」と「述語」の1かたまりのことを言います。

この点は日本語も英語も同様なのですが、日本語においては述語は「動詞・形容詞・形容動詞」という所謂「用言」に限定されるのに対し英語で述語になるのは「動詞」のみです。

ですので、接続詞は必ず動詞の数より1つ多くなります

この辺りの違いは英語を学習する上で非常に重要になります。

文法問題や読解問題、英作文などでもこの点は非常に重要です。

同じ言葉でも品詞が違う場合がある

日本語ではあまり見られない現象ですが、英語においてはよくあることです。

例えば今回の主役である「who」や「which」を考える場合疑問詞にもなる一方で関係代名詞にもなります。

この問題は非常に厄介で、例えば「that」などは多くの品詞として使います。

今回出てくる「関係代名詞」の他に「代名詞」「接続詞」「形容詞」としても使います。

「以下のThatと同じ用法を選びなさい」と言う問題は、品詞に対する理解の問題でもあるのです。

「study」は動詞で使えば「勉強する・研究する」ですが、名詞として使うと「勉強・研究」となります。

「辞書を引きなさい」とよく学校の先生が言うと思いますが、それは辞書には品詞の違いや用法なども載っているからですね。

 

関係代名詞は「主格」と「目的格」を理解しよう

「主格」「目的格」と聞いてピンとくる方はどれくらいいるでしょうか?

実はあまり数は多くないと思います。

では「主語」と「目的語」ならどうでしょうか?

I know a boy .

この文章でどれが主語でどれが目的語がお分かりになるでしょうか?

主語は「I」

目的語は「(a) boy」

ですね。

動作の目的になる単語なので「目的語」となります。

主格の「who」「which」

 

① I know a boy.

② He can play baseball well.

 

「a boy」と「He」が同一人物の場合において「私は上手に野球の出来る少年を知っている」という1つの文章にしたい場合、すなわち共通の単語が存在している場合において「関係代名詞」を使うことになります。

I know a boy who play baseball well.

「He」の部分が「who」に代わりましたね。

2つの文章をつなぐ際には先述したように接続詞を使う必要がありますので、このような場合には関係代名詞を使います。

「主格」というのは「主語」の代わりに使う関係代名詞のことを指します。

主語が人間である場合は「who」を使い、物である場合は「which」を使います。

 

① I have a watch.

② That is made in Japan.

I have a watch which is made in Japan.

 

 

目的格の「who(whom)」「which」

 

① She is the girl.

② I talked about her.

 

「The girl」と「her」が共通していますので、1つにすると以下のような文章になります。

She is the girl who(whom) I talked about.

目的格の場合は「whom」にするのが一般的でしたが、現在では「who」を使うのが一般的になっているそうです。

人の場合は「who」を使いますが、人以外では「which」を使います。

 

① This is the pen.

② I bought the pen.

This is the pen which I bought.

 

なお、「who」にしても「which」にしても「that」に置き換えることが出来ます。

初めから「that」にしておけばいいのにと思うのですが、「that」は先ほども出てきたように用法が多くややこしくなってしまうからだと思われます。

なお、厳密な使い分けとしては「who」「which」などは単数の際に「that」は複数の際に使うのが良いようです。